日本が世界に誇るブランド！ミキモトについて
真珠で世界トップのミキモトのはずが…
真珠を取り扱ったら、右に出る者なしのブランド「ミキモト」。ミキモトは世界で初めて真珠の養殖に成功し、真珠を使ったジュエリーを次々と生み出してきました。当時はジュエリーそのものが、まだ日本に浸透していなかった頃。真珠を養殖して増やすなんて、夢のまた夢の話です。
真珠に関しては文句なしの世界No.1のミキモトですが、なぜか結婚指輪に真珠が使われていません。使用されているジュエリーは、ダイヤモンドのみが確認できます。一体どういうことなのでしょうか。
ミキモトの結婚指輪に真珠が使われていない理由
結婚指輪に真珠が使われていない理由は、真珠そのものに関係していると思われます。真珠は大変繊細なジュエリーで、汗が少しでもつくと命取りです。またハンドクリーム・化粧品・香水も、真珠にとっての天敵。すぐに専用のクロスで拭き取れるのなら良いのですが、放置すると輝きは失ってしまいます。
真珠が結婚指輪に向かない1番の理由は、水に弱いことにあります。真珠についてしまった水を放置すると、本来の輝きが失ってしまいます。そもそも真珠は、炭酸カルシウムで作られたもの。ほんの些細な衝撃が加わっただけで、使い物いならなくなるでしょう。
ミキモトジュエリーのクオリティは？
では真珠が使われていないミキモトの結婚指輪のクオリティは、どうなっているのでしょうか。結論を先に述べると、他の世界的なブランドと遜色ありません。パリのヴァンドーム広場には、世界トップレベルのジュエリーブランドが集結しています。どんなに高いクオリティを誇るジュエリーを提供していても、ヴァンドーム広場への出店は許されません。
そんな中で、東洋で唯一出店が認められたブランドこそが「ミキモト」なのです。
女神の王冠
世界で最も美しい女性には、世界で最も美しい王冠が贈られます。王冠が贈られた美女の姿は、現世に舞い降りた女神そのものです。女神の王冠にあしらわれているのは、778個の真珠です。
王冠の作成に携わっているブランドこそが、ミキモトです。ミキモトが女神の王冠作成に携わっている事実こそ、世界最高峰のブランドである証と言えるでしょう。