180年続くエルメスの世界
厳しいブランドの世界で生き抜いたブランド
ブランドの世界は、容赦ありません。例えどんなにクオリティの高い結婚指輪を提供しても、夫婦の心にささらなければどうしようもないのです。1年もてば良い方で、3ヶ月で店じまいな所も少なくありません。
そんな中で180年もブランドが続くのは、驚異的という言葉では片付かないでしょう。フランスのブランドであるエルメスの結婚指輪の人気は、凄まじいものがあります。
エルメスの誕生秘話!
エルメスが生まれたのは、1837年のことです。日本は江戸時代真っ只中。誕生当初に手掛けたのは、馬具製品でした。エルメスのロゴに馬車があるのは、創業当時の名残です。しかし、馬車が走る時代は続きません。21世紀の現代でも馬車は世界中で使われているものの、1837年創業時と比べると数はかなり少ないです。
そこで目をつけたのが、財布やバッグなどの日用品。アパレルも手掛けます。財布やバッグには、今まで培ってきた馬具製作技術を応用。アイテムは公表となり、またたく間に世界に広がったのです。
ジュエリーの登場!
ジュエリーを手掛けるようになったのは、20世紀に入ってから。日本では昭和時代ど真ん中です。ジュエリーは、財布やバッグとは全くの別路線。しかしバッグや財布には、金具が使われています。金具技術を応用し、今までに見たことがないジュエリーを次々と発表しました。
当時製作された結婚指輪は、現代も手にすることができます。100年ぐらい前に作られた結婚指輪のデザインは、今もスタリッシュでオシャレです。
世界進出と奇跡
日本にエルメスがやって来たのは、2000年になってからです。当時エルメスのトップだった人物は、市場を世界に広げようとしていました。エルメスの世界進出基盤の1つだったのが、日本です。
エルメスの結婚指輪には、180年の歴史が凝縮されています。馬具を作ってなかったら、財布やバッグは生まれていません。財布やバッグ作りにエルメスが着手していなかったら、結婚指輪も生まれてなかったのでしょう。エルメスの結婚指輪は、奇跡の産物と言っても過言ではありません。